喧嘩上等 (うさぎとマツコの往復書簡3)

今年読んだ本52冊目

マツコ・デラックスさんの新刊、中村うさぎさんの対談+交換日記みたいな往復書簡。TVで「あんまり売れてないみたいなので」とご本人が宣伝してましたw

いつものごとく、芸能人のことから社会情勢まで幅広いマツコさんと中村うさぎさんですが、今回は「性」と「政治」に関する内容が多かった気がします。

正直マツコさんの書き方は周りくどくてあまり好きじゃないんだけど(実際話すときは論理的なんだけど。。。)、軽く読めるいい本です。

「平等・平和主義が性の困惑?を起こした」(っぽい)主張に妙に納得し、また自分のアイデンティティーとはとますます考えさせられました。「日本一億総中流」を掲げて安心安定の社会を目指していたがゆえに、起こってしまった人々の考える暇というものが、性をも困惑させる時代(一部を除いて)になったのかなぁーと感慨深かったです。。どれもこれも表裏一体ですね。

ViVa! 考え続ける女!