No Love, No Life ノーラヴ・ノーライフ

今年観た映画5作目

AppleTVの映画セレクトでプレビューをみて、家族愛みたいなものをみたくて鑑賞してみました。

主人公のロヴは仕事を失い、昔からやりたかった執筆活動に力を入れ、晴れてベストセラーにはなるわけだが、うぬぼれや私利私欲に負けた自分のせいで、元々あったハッピーファミリーがどんどん崩れてくる。そこにメッセンジャーのごとくおじいさんがあらわれいろいろ助言していくのだが、果たしてロヴと家族の行方は・・・。

エンディングといい話展開や在り来りさだけをとると物足りない映画ではあるけど、人生において本当に大切なものとは何か「かるぅ〜く」考えられるいい映画ではあった。

キャスティングにはなんとあのバックトゥザフューチャーの博士役、クリストファー・ロイドまでいたからびっくり。バックトゥザフューチャーというよりは、アダムズファミリーの役に近い役だったのがなんか笑えた。また主人公もイケメンでいい味だしている俳優さんではあったが、何をとっても「完璧ではない」のが正直なところ。偶然にもそのベストセラーの本の題名が「A Perfect Day」でこんなにも皮肉っていながら、何故か憎めない優しい映画だったのは間違いではない。

軽い気持ちで心穏やかになりたい人にはぜひオススメです。