サガン-悲しみよ こんにちは

今年観た映画35作目

世界的に大ヒットとなった小説、「悲しみよこんにちは」の筆者
フランソワーズ・サガンの一生を描いた作品。

いやぁー前から期待してて待ち望んでた甲斐がありました。。

サガンのあの自己中、豪遊ぶり、薬物中毒、対人依存ぶりは何からきているのだろう。元々お嬢様育ちの彼女なのだが、成功して家を出て、親分のように金を稼ぐ人と、それに集る人達は、特に日本やアメリカのような資本主義社会では多くある絵柄で万国共通かもしれませんが、それでもその人達の中にいたいというサガンに同情する気持ちでみてしまいました。数百億と財産があるのに最後には困窮状態に陥るという、潔い、落ちぶれた成功者ぶりもすごかったです。

個人的には観てよかった映画ではありますが、おすすめできるかは ん〜〜〜な1作です。