ファミリー・ツリー

今年観た映画80作目

ハワイを舞台にしたヒューマン映画。こちらもよくプレビューで見ていたので早速借りてみました。

ある膨大な信託(土地)を先祖代々受け継いでいる夫、それに群がる親戚達、昏睡状態の妻、大分ぐれてる17歳と10歳の娘。そのぐれた娘が連れてくるおばかな友達。登場人物がそれぞれ味があって愛らしくて、どのピースをとっても温かみを感じさせられるいい映画でした。昏睡状態の妻の過去の浮気が発覚し、混乱する夫と、元々仲が悪かったのにその探索をきっかけにどんどん結束していく家族。だけど、人の事情を探索すればするほど、どんな人にも愛する、愛される家族や恋人がいるということを知っていきます。

富を手に入れたからと言って必ずしも自分たちは先祖がしてほしかったこと、民族として守るべきことをしてきたわけじゃない、という気づきがとてもすばらしかったです。手に入れた財産で私立の学校に通い、昔ながらの伝統なんて何も受け継いでいない・・・きっと多くのそういう家系が同じような問題を抱えたまま気付かずにいるのだろうなぁと思いました。

ハワイにまた行きたいなぁ。あそこで家族を育てるのもいいかもなぁーなんて。

P.S.1 ジョージ・クルーニーシャイリーン・ウッドリーの演技が最高〜!彼女14-5歳と思ったら、なんと21歳!!! すごく「幼な大人っぽい」キャラクターがあっていたのでてっきりそれくらいの年齢だと思っていましたが、ファミリー・ツリーのwikiをみてみると、5年前に発行された映画なのでやっぱり15歳前後で撮影されたものですね。これからもめちゃくちゃ楽しみな女優さんですね。

P.S.2 ぽっちゃりの妹役の子もめちゃくちゃかわいかったw あんな子欲しいw